「僕は、自分がストラトの一員であると証明したい」

「五始人ではなくても、
僕たちを救ってくださったご先祖さまの血を引いていると
証明したいんだ」

少年ヤーン・バリィ。ストラト世界の住人でありながら、翅を持たないプテラニアン。
孤児であり、両親については誰も知らない。
翅の形状により五つの氏族に分かれるストラト世界では、
翅の生えないヤーンは普通のみなしごとは事情が違う。
偉大なる五始人の血を分けたものとしてあつかわれることはない。
世界中でただ一人、自分の始祖を知らないもの。
たとえ手厚い庇護を受けようと、ある一点において彼は孤独なのだ。

性格は、物静かで思索的。流されやすく頼りないが、腹を決めるのは早く、時に大胆。
翅は持たないがカルスは有しているので、プテラニアンであることには間違いないようだ。

幼年期は養父母・友人に恵まれたため、孤児であることについてはそれほど悩んでいない。
しかし、行事や日常生活の中で始祖を敬う機会は多い。
空を見上げれば、そこには確かに始祖が暮らしたと言うエピタフがたたずむ。
自分だけが、世界からつまはじきにされている……そんな不安が、彼を動かさずにはいかなかった。

彼のカルスは他のプテラニアンと異質な働きを持ち、ある事件で発芽することとなる。

ヤーンの持つカルスは五氏族のどのものとも異なる。
災厄の竜との遭遇により目覚めた彼のカルスは、
他者のカルスを吸収することで一時的にその特徴を自分のものとすることができる。
カルス使いの師であるヴェイン・ノマージェンはヤーンのカルスを「肉食のカルス」と称した。
光や食料摂取によりカルスを生成する五氏族のそれとは、異なる働きらしい。


STRATOメニューへ>
ジャンク置き場TOPへ>