「鏡の国の冒険者」って何?

「鏡の国の冒険者」とは、
フォーセリアのどこかに存在する不思議なダンジョン「鏡のダンジョン」を、
全制覇するまで攻略し続けるキャンペーンです。
ランダムで決定される試練を乗り越えた分だけ 財宝と経験点が手に入ります。

PLは一人につき三体のPCを作成し、12000の追加経験点を自由に割り振ります。
マジックアイテムはルール上存在するもの全て購入可能。
ダンジョンには財宝と平気で死ねるトラップやモンスターが満載。
「T&T ソロアドベンチャー」の経験がある方は
あの不条理なノリを思い浮かべて下さい。多分それで合ってます。

百の鐘の街ーアイアンベルーを舞台にした、一風変わったSWをお楽しみ下さい。

鏡のダンジョン メニュー

その1 その2 その3
その4 その5 その6

舞台 −百の鐘の街−アイアンベル

 フォーセリアのいつか、どこか。
 ゲームマスターが望んだ場所・望んだ時間にその街はあります。
 百の神殿に立つ百の鐘楼、そこに吊られた鋼鉄の鐘が、
 この真の名と過去を失った街の呼び名となっています。

 表通りを歩けば、神殿群が連なる神々大路。
 毎日のように行われる復活の儀式によって莫大な財をなし、
 おかげで司祭達の法衣は宝石で鎧われています。
 各宗派とも、翌月の使用神殿をめぐる順位争いに必至です。
 雑然とした路地裏にはあやしげな露店が立ち並び、
 けばけばしい輝きを放つマジックアイテムが叩き売りされています。
 ヴァンブレードが10本100万ガメル! こいつは大安売り。
 道をゆくものたちは、みな一癖も二癖もありそうな連中ばかり。
 物乞いをするあの男は、実は神降しさえ行う最高位の神官です。
 盗賊結社の暗殺者が、建物の影で目を光らせているのが解るでしょうか。
 財宝を手に入れて、意気揚々と凱旋する≪鏡の迷宮≫帰りの冒険者もいます。

 野心溢れるものにとっては、ここは楽園ですらあるでしょう。

 無法……ある意味では、それは最も公正な法です。
 ここは世界で最も、運と力が試される街なのです。


 名所1:鏡の迷宮
     この街の名物とも言える、小さな異世界を生成する迷宮です。
     ランダムに変わるダンジョンには、危険と財宝が詰まっています。
     迷宮から凱旋する冒険者たちを狙って人々が集まり、
     現在の繁栄を生むことになったのです。
     禁断の知識の神・フラーグラーが戯れに建造したと言われていますが、
     真実を知るものはいません。

 名所2:神々大路
     100の神殿が軒を連ねる、アイアンベルのメインストリートです。
     神殿は、街の長老会議から各教団に貸し出されており、
     収益と上納金によって格付けされ、額の高い教団ほど立派な神殿を使います。
     この街の主神は邪神フラーグラーであり、それ以外の99神は
     全て『客神』として、一段低く扱われています。

 名所3:盗賊結社
     この街を、現在のような繁栄を見せるずっと前から
     連綿と支配してきた、魔術と伝統のシーフギルドです。
     古代王国によって整理・洗練される以前の、源初の魔術を伝えており
     怪しげで玄妙なわざを使う、得体の知れない組織です。